公開日:2014/11/04
作成者:せんべいママ
★めだかのパン 子どもに食べさせたい!!「無添加・手作り」です♪
障害者通所デイケア「めだか工房」と、そこで作られる美味しいパンをご紹介したいと思います♪
めだか工房のパンは、めだかの通所者さん14人と職員さんの手作りです。何よりも嬉しいのが「無添加」という点です!
余計な物は一切入っていません。安心・安全なパンです。
★めだかのパンが出来るまで♪
工房内にはパンを焼く為の本格的な窯や大きな調理台などが揃っています。
通所者の皆さんは発酵させたパン生地を、商品に合わせて分割します。一つずつ丁寧に丸めていきます。そしてこれを再度発酵させ、その後、窯を使って焼き上げます。
焼きあがったパンはアツアツです。ですから、通所者の皆さんで力を合わせてうちわであおぎます。
同時に工房内には香ばしいパンの香りが広がります。出来立ての食パンからはパチパチと音がします。
めだか工房のパンは一袋に二つ~三つ入っています。パンの袋詰めも通所者さんの仕事の一つです。
生地 | ミキサー |
生地コロコロ | オーブン |
パンをパタパタ | パン袋詰め |
★めだかのパンの紹介♪
*パンの特徴*
●食パン200円、それ以外は全て100円です。(主婦には嬉しいですね!)
●クリームパン…クリームも手作りです。子どもに大人気!
●焼きカレーパン…名前の通り、油で揚げずに焼いたカレーパンです。
●ブレッチェン…食事に合う、中に何も入っていないパンです。1~2歳児でも安心して食べられます。
●11月~12月限定で「いもパン」が発売されます♪季節限定商品です!
めだか工房の目の前にある農家さんの畑で実際に通所者の皆さんが収穫したおイモを使います。
★めだか工房とは・・・
草加市草加にある「特定非営利活動法人 障害者自立センター・めだか」の主な活動の中に、今回取材をさせて頂いた、障害者通所デイケア「めだか工房」での自立支援活動があります。
活動内容はめだか工房でのパンの製造・配達・販売。それ以外にも様々な活動をしています。
アトリエひまわりでの絵画教室、ボーリング大会、カラオケ、伊豆高原 潮風館への研修旅行(10年以上続いていて、総勢30~34人で行きます!)、料理教室などなど。
また、通所者の方の中に聴覚障害の方がいらして、皆さんで手話の勉強をしているそうです。素敵な取り組みですね。
めだか工房では、お昼ご飯も自分たちで作ります。パンの販売日はパンとサラダ。
それ以外の日は、自分たちで話し合ってお昼のメニューを決めます。食材も近所のスーパーへ買い出しに行きます。人気メニューはパスタだそうです♪
(写真は絵画教室での作品です)
★編集後記
めだかの施設紹介のパンフレットにこんな言葉が載っていました。
~障害のある人もない人も当たり前に地域で生きる~
「障害者が地域の中で共に生き、共に学び、共に暮していく事をめざして草加市にめだかの会が生まれました」
(パンフレットより引用)
共に生き・学び・暮らし…。本当にその通りだと思います。まだまだ、障がい者にとっては生きづらい社会です。
少しでも社会のバリアフリー化が進んで、障がいのある人もない人も笑顔で楽しく過ごせる“草加市”になって欲しいです。私もその為に「小さな事からコツコツと」の精神で、ぼっくるん隊の活動を頑張りたいと思いました(^―^)v
今回、取材に伺った時間帯はパンが焼きあがるとても忙しい時間帯でした。それにも関わらず、快く取材に協力して下さった職員の皆さま・利用者の皆さま。本当にありがとうございました!
私がドアを開けられず困っていると、スマートにドアを開けてくださった男性の利用者さん。
ジェントルマンで素敵でした!ありがとうございました♪
取材日:2014年10月10日
取材者、作成者:せんべいママ
★めだか工房 基本情報
取材先 |
障害者通所デイケア「めだか工房」 |
住所 |
埼玉県草加市草加1-7-13 |
アクセス |
草加駅西口出口から徒歩約9分 |
駐車場 |
1台分有り |
TEL |
048-941-8001 |
営業日 |
月・水・金曜日 |
営業時間 |
11時~なくなり次第終了 食パン、フランスパンは11時半過ぎ |
草加市役所でも購入可能 |
12時~13時頃まで(売切れ次第終了) 第二水曜日 市役所正面玄関 第四木曜日 障がい福祉課前 |