公開日:2018/12/10
作成者:えりひょん
年少さんの1年前に幼稚園に通う「プレ幼稚園」という言葉はよく耳にすると思います。
それよりもさらに前に幼稚園で親子遊びができる場があるということで、ひかり幼稚園にお邪魔してきました!
さらに、ひかり幼稚園では卒業生のための同窓会も夏休みに開かれているということで、そちらのお話も少しだけ伺ってきましたよ。
1歳児親子のための「プレ C-iel HIYOKO」
プレ幼稚園に入る前の親子のための「プレ C-iel (シエール) HIYOKO」は昨年度から始まり、今年は2年目とのこと。
1歳児親子の遊び場を提供したい、という思いからスタートしたそうです。
月1回(主に月曜日の午前中)ほど、1時間で楽しく親子で触れ合える時間を提供しており、その都度幼稚園に参加申込みをするそうです。
さっそく見学させていただいた日の様子をお伝えします!
「幼稚園の流れ」をコンパクトに体験♪
この日集まった親子は7組。定員10名とのことで、キャンセル待ちの場合もあるとか!
ひかり幼稚園はキリスト教系の園のため、まずは「礼拝」から始まりました。
黙とうをし、お祈りをささげ、賛美歌を歌います。
その後も、「おはようのうた」を歌ったり朝のご挨拶や出欠をとったり・・・
まさに幼稚園の流れと同じようにスタートしました。
「朝の会」が終わると今回のメイン活動が始まりました。
親子で「運動あそび」
取材をさせていただいた日のメインの活動は「運動あそび」でした。
ひかり幼稚園に入園するとまずはじめにやるという「はとぽっぽ体操」をしました。
音楽に合わせて親子で楽しく体操!
子どもたちも見様見真似で思い思いに体を動かしていました。
続いては、「森のくまさん」の曲に合わせて、子どもを少し高めに抱っこして歩いたり、横だっこでゆらゆらしたり、子どもたちはママに抱っこされて楽しそう!だけれど、ママは腕が痛そう(笑)
その後も、ママの膝で滑り台を楽しんだり、くすぐり遊びをしたり、体をたくさん使ったふれあい遊びが盛りだくさん。
最後は、ママが膨らませた風船を投げたり追いかけたりと大盛り上がり!
「静」の時間でクールダウン
十分体を動かした後は、「読み聞かせ」の時間となりました。
楽しい手遊びから始まって、子どもたちはみな、集中して絵本の物語のなかに入っていました。
体をたくさん動かした後にクールダウンの時間となりました。
みんなうれしいおやつの時間
「プレ C-iel HIYOKO」ではほぼ毎回活動の最後におやつがあるそうです!
今回はなんと先生の手作りスイートポテト!しかも先ほど読んだ絵本のキャラクターの形です!
手を洗って、しっかり「いただきます」のご挨拶をしてみんなで楽しいおいしいおやつの時間でした。
このように、1時間の中で幼稚園の流れをコンパクトに体験しながら、親子遊びや集団生活への慣らしにつながる内容となっていました。
「親子の遊び場」を提供
最後に、「プレ C-iel HIYOKO」を担当されていた住吉純子先生にお話を伺う時間がありました。
冒頭でもお伝えしたように、「親子時間を大切にしてほしい。親子の遊び場を提供したい」という願いから、はじめられたそうです。
『幼稚園』と聞くと、じっとしていないとダメなのかな、話がきちんと聞けないと参加できなさそう。と思われがちですが、そんなことはまったくなく「歩いてもいいし、ぐずってもいい」とのこと。
子どもは経験によって変わり、成長するので、たくさんのことを経験させてあげたい、その選択肢の一つとしての「プレ C-iel HIYOKO」だそうです。
1歳のお子さんをお持ちの方、親子時間を楽しく大切に過ごすためのヒントを探しに参加されてみてはいかがでしょうか?
メインの活動は毎回違うようで、園のバスで遠足に行った回もあるそうです。
12月はクリスマス会!!
参加を希望される方はぜひ詳細を幼稚園にお問い合わせください。
ひかり幼稚園「プレ C-iel HIYOKO」のご案内はこちら
いつでも戻れる場所でありたい「同窓会」
今回は「プレ C-iel HIYOKO」以外にも、毎年夏に開催されている「同窓会」について少しお話を伺ってきました。
「同窓会」とはひかり幼稚園を卒業した、小学生から大学生、また以前ひかり幼稚園に勤めていらっしゃった先生も集まる一大イベントです。
いつでも戻ってこられる環境を作りたい、ということで企画されていて、バーベキューなど朝10時から夜8時まで丸一日のイベントとのこと。
大学生のお兄さんお姉さんと小学生が一緒に遊べるまたとない機会に参加者の満足度も高いそうですよ!
取材を終えて
はじめてひかり幼稚園にお邪魔しましたが、地域の親子へ向けての「プレ C-iel HIYOKO」や同窓会など、在園児だけではない多彩な活動に心打たれました。
幼稚園で開催されるからこそ、幼稚園の雰囲気を知ることができたり、子どもも早いうちから幼稚園の様子になれることができたり、メリットがたくさんだなと思いました。
子どもたちが1歳児だったら、ぜひ定期的に参加したかったです。(えりひょん)
先輩ママたちがたくさん通わせているひかり幼稚園へ、初めてお邪魔しました。どんな教育をしたらあんなに良い子たちが育つのだろうと、とっても興味津々で、取材当日になるのが楽しみでした。直接、園生活を見たわけではありませんでしたが、参加されているママたちは上の子が在園している方も多く、とっても優しく子どもに寄り添ってる方ばかり。参加しているママたちや先生たちが、できたことをたくさん褒めてあげてて、参加しているとやれることが増え、自信がつくんだなと感じました。
来年、1歳児になる娘を連れて、「プレ C-iel HIYOKO」、オープンガーデン、オープンカフェへも参加してみたいと思いました。(とま.*)
1歳になったばかりでじっとしていられない息子(紫のTシャツでうろうろしてる子(^^;)を連れての取材だったので、ご迷惑をお掛けしながら皆さんと一緒に遊ばせていただきました。
手遊びや読み聞かせの時間などは元気で賑やかでつどいの広場のようでもありましたが、息子と半年ほどしか違わない子達が礼拝やお祈りや先生のお話を聞くときなどはママの近くやお膝の上にしっかり座れていて驚きました。
「ひかり幼稚園ではお祈りや礼拝は基本なのでそういう”静”の部分と、元気いっぱい活動する”動”とのバランスを大切にしている」とおっしゃっていたのも納得できました。
私自身は年少からの入園でじゅうぶんと思っていたので、「早い時期から幼稚園に触れさせることのメリットってなんだろう?」と考えながら取材に向かったのですが、本文でも書かれているようにHIYOKOでは現代の”孤育て”になりがちなママに向けて、お子さんとの触れ合い方や手作りのものを食べさせる大切さなどを教えたいという思いから始めたものだとおっしゃっていたのが印象的でした。
ママにとって嬉しいことがいくつもあり、子どもと一緒に楽しみながら自然に学べる機会で、とても良い取り組みだと思いました。(*あき*)
取材日:2018年11月26日
取材・作成者:えりひょん、とま.*、*あき*