更新日:2024/03/12
授乳
生まれたばかりの赤ちゃんの胃は小さく、おっぱいを上手に飲めないこともあり、1日に何度も授乳をしなければなりません。間違った授乳姿勢を続けていると、赤ちゃんが正しい哺乳方法を覚えられず、ママの身体にも負担がかかります。ママがリラックスでき、赤ちゃんもしっかり哺乳できるように、ママの座り方、赤ちゃんの抱き方、乳首のくわえ方など授乳スタイルをいろいろと試してみましょう。
また、母乳でもミルクでも、授乳タイムは赤ちゃんとママが触れ合う大切な時間です。授乳の時は黙ってあげるのではなく「おなかすいたね」「おっぱい(ミルク)飲もうね」などと声をかけ、赤ちゃんの顔を見ながら、楽しい雰囲気で飲ませてあげることも大切です。
関連サイト
産後2週間を過ぎたママのための「授乳のギモン解消ガイド」(こども家庭庁)
沐浴・お風呂の入れ方
沐浴
生まれてから1か月くらいは抵抗力が弱いので大人と一緒ではなく、ベビーバスなどで沐浴させてあげましょう。
熱すぎない38度程度で。新生児期は皮脂が多いので、乳児性脂漏湿疹(あぶらのかさぶたのようなもの)があれば無理にとらずに、ガーゼハンカチなどで体をきれいに洗ってあげましょう。
手早く短時間でいれてあげると体も疲れず、湯冷めをせずにすみますよ。
お風呂あがりの保湿・水分補給も忘れずに。
お風呂デビュー!どうやって入れようかな?
ママと赤ちゃん二人の時はどうやって入れよう、何時ごろ入ったらいいの?と迷ってしまうかもしれませんね。
お風呂は「夜に入れるもの」と決めないで、授乳前後を除いた、時間に余裕があるときに入れてあげるのがいいでしょう。お風呂に入って気持ちよくごきげんになったところで夕食の準備をしてみるのもいいかもしれませんね。
夜に入れる場合、就寝間際だと脳の交感神経が活発になってしまい寝つきが悪くなることもあるようです。就寝時間の1~2時間前にはお風呂に入れてあげるといいでしょう。
月齢が低い時には赤ちゃんだけを洗って、ママはパパが帰ってきてからゆっくり入るというのも一つの手ですね。
入る前には赤ちゃんの着替え、お手入れ道具、飲み物などを用意しておくと、湯冷めの心配がないでしょう。ママもサッと着られるものがあるといいですね。
入浴中は目を離さないで
子どもの不慮の事故で多いのが溺水です。水かさが数cmでも口と鼻が浸かれば溺れてしまいます。どんな理由があっても赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
また赤ちゃん用のお風呂グッズの点検はこまめにしましょう。「首かけ式の浮き輪」を使う人もいるようですが、気がつかないうちに少しずつ空気が抜けて、事故になってしまったという事例が発生しているので注意してくださいね。
関連サイト
ママの初めてレッスン:育児編 初めての沐浴・お風呂(moony)(沐浴編) 、(お風呂編)
気を付けて、浴槽での首掛け式浮き輪の事故!!(消費者庁 国民生活センター)
人見知り・場所見知り
生後6か月頃になるとママやパパ、それ以外の人の顔を認識し、しっかり記憶できるようになります。
いつもお世話をしてくれるママのことは「安心できる人」と覚え、ママ以外の知らない人には警戒心から「人見知り」をするようになる子もいます。
慣れない場所に行くと、急に赤ちゃんがぐずったり泣き出したりする「場所見知り」も人見知りと同じく場所の区別ができるようになった成長の表れです。
人見知り・場所見知りがはじまったら
人見知りが始まると、ママ以外の人に抱っこをされたり、目を見て話しかけられただけで、周りの人がびっくりするほど大声で泣き出す赤ちゃんもいます。泣かないけれどジーっと相手の顔を見て動きが止まる赤ちゃんもいます。
そんな時、ママは慌てずに、「うちの子人見知りで、ごめんなさいね」と、相手の人と笑顔で接していれば「この人はこわくない、安心できる人」ということが赤ちゃんに伝わり次第に落ち着いていきます。
また、普段の生活でママと過ごす時間が長く、お出かけ先にも女性が多いと、パパや男性が苦手になる場合もあります。男性特有の低い声や体の大きさなど、赤ちゃんにとって怖いと感じるのか、パパが近くに来ると泣き出したり、パパの抱っこを嫌がったりします。赤ちゃんに泣かれるとパパは戸惑うと思いますが、パパが嫌いという理由ではないので焦らず少しずつ触れ合う時間を増やしていきましょう。接する時間が増えればパパへの安心感も増し、パパ見知りは自然となくなっていくものです。
久しぶりに会う祖父母や、赤ちゃんが初めて会う相手には、前もって「人見知り中」だと伝えておくとお互い安心できますね。泣くことが予想できれば、少し離れたり静かに話すなど接し方にも工夫ができ、ママが距離をとっても理解してくれると思います。
場所見知りも、「泣き出すので遊び場に行くのをやめる」「泣いたらすぐ帰る」のではなく、外の景色やお気に入りのおもちゃを見せるなど、その子が落ち着く方法で少しずつその場に慣れさせてあげましょう。ママから離れず遊ばなくても、赤ちゃんはそこに居るだけでいろんなことを感じて吸収しています。人見知り・場所見知りは、慣れることで落ち着いていくので、焦らずその子の成長を優しく見守ってあげたいですね。
赤ちゃんが泣くのは?
泣き止まないこともある
言葉を話すことができない赤ちゃんは、泣くことで、おなかがすいた、おむつが汚れた、抱っこしてほしい、暑い、寒いなどと伝えてきます。初めは赤ちゃんがどうしてほしいのかわからなかったのが、泣き方を聞いているうちに何となく分かるようになってきます。
でも、おむつを替えたり、おっぱいを飲ませたり、抱っこしたり、静かな環境にしたり様々な工夫をして泣きやませようと試みても、泣き止まないこともあります。
泣き止ませたい親心
「かわいそう」と感じる
早く泣き止ませてあげたいと思ってしまいますが「泣いている=悪い」ではありません。
→何をしても泣き止まない時は「今は泣きたいのかな」くらいの、おおらかな心で付き合ってあげましょう。
気持ちが焦って落ち着かない
泣き声を聞いていると、気持ちが先走り、頭がまわらずに焦ってしまうことも。それを回避したくて泣き止ませたいと思うように。
→お世話する人が焦ることで、赤ちゃんが落ち着かないことも。一呼吸してからお世話してみましょう。
家事がすすまない
やりたいことが片付かないのは心の負担になりますね。
→育児が大変な時期はやれないこともたくさんあります。少しの手抜きもこの時期は仕方ないと思いましょう。
→おんぶができる月齢であれば、おんぶをしながら家事をしてみましょう。ママの背中に触れることで安心して落ち着くこともあります。
周囲に迷惑かけているのではと心配
赤ちゃんに構わず、泣かせっぱなしにしていれば周囲の人も気になりますが、お互いに知らないからこそ心配するもの。
→近所の方に赤ちゃんが生まれたこと、赤ちゃんの性格などを伝えてみましょう。
→周囲の人とコミュニケーションをとることで、協力してもらえることもありますよ。
感情コントロール
あれこれ頑張っても泣き止まないとイライラだけでなく、感情をぶつけたくなってしまう場合もあります。感情が高まっている時は、赤ちゃんのお世話をしても、赤ちゃんにイライラが感染してしまいさらに泣く事も。そんな悪循環になる前に、深呼吸をしたりして気分転換をしましょう。
自分自身がイライラしている事に気づいた時、イライラの対処法を知っておくと、気持ちをコントロールすることが出来ます。
イライラや怒りをコントロールする対処法の例
・ゆっくり10数える ・深呼吸する ・水を飲む
・ガムを噛む ・ストレッチをする ・自分の気持ちを紙に書く
・手を強く握る、開く(グー、パー) ・好きな音楽をかける ・親しい人や子育て相談機関などに電話をかける
気分転換は人それぞれ。自分が落ち着きやすいものを見つけてみましょう。
一度離れてみる
①赤ちゃんを転落・窒息の危険がない安全な場所で寝かせる
②熱がないか体調を確認する
③すぐに見に行ける範囲で赤ちゃんから離れる
④上で紹介したイライラコントロールを実践してみる
⑤ 5~10分を目安に覗いたり戻ってあげましょう
気持ちが落ち着いたら、やさしく声をかけて抱っこしてあげてください。
産後は気分が上下しやすいものです
出産後は、まだホルモンバランスが乱れたままです。そこに睡眠・休息もとれていないので心身ともに疲れている状態です。
初めての育児で「不安」や「心配」が心に大きな負担をもたらします。そして「イライラ」や「焦り」が症状として現れることがあります。
心身ともに元の状態に戻るには時間が必要ですが、なかなか症状が改善されない・イライラが増えると感じたら、子育て相談機関に相談しましょう。自分の気持ちを伝えられる人がいると気が楽に感じます。こんなことでと思わずに相談してください。
関連サイト
関連ページ
赤ちゃんをあやす時は
ゆったりした気持ちで接しましょう
「寝かせよう」「落ち着かせよう」など、あやす人の気持ちが焦って落ち着かないと、赤ちゃんのグズグズも長引くようです。大人でも周囲にイライラした人がいたら落ち着かないですよね。大人も子どもも気分転換のポイントは似ています。
泣き止まない時は、赤ちゃんを抱っこしながら家の中をあちこち歩いたり、窓の外の景色を見ながら「あ、あれなんだろう?」と指をさしたり、意識が違う方にいくことで落ち着くこともあるようです。
他にも
・笑顔で話しかける ・歌を歌ってあげる ・音楽をかけてみる
・音のでるおもちゃを振ってみる ・紙などをくしゃくしゃにして音を出す
・体をなでる ・ベビーマッサージをしてみる ・窓をあけて外気にふれさす
・照明を少し暗くする、カーテンをひくなど
あやし方には様々なスタイルがあります。上記を参考に赤ちゃんやあやす人の性格をみながら色々試してみてください。
乳幼児揺さぶられ症候群
一般的な赤ちゃんのあやし方や、日常生活の中の揺れの中では問題ありません。
*「たかいたかい~」と空中に何度も放り投げる。
*赤ちゃんだけを揺さぶり、首が前後にガクガクとなるように激しく揺さぶる
上記は、あやすポイントから大きく外れる危険な行為ですので絶対にやめてください。
赤ちゃんは激しく揺さぶられると、首の筋肉が未発達なために脳が衝撃を受けやすく、脳の損傷による重大な障害を負うことや、場合によっては命を落とすことがあります。万が一、激しく揺さぶった場合は、すぐに医療機関を受診し、その旨を伝えましょう。
関連サイト
乳幼児揺さぶられ症候群を知っていますか?
広報啓発DVD「赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~」(厚生労働省)
赤ちゃんとふれあい遊び
毎日の生活の中で、語りかけたり目と目を合わせたり、抱っこやふれあい遊びの時間を大切にすることは、心と体の発達をうながす働きがあります。「遊ばなくちゃ」と思う必要はありません。赤ちゃんにとっては身近な人とのふれあいが遊びの一つです。
「遊んであげてもなかなか反応しない…」「なんて話しかければいいのか分からない…」と感じているママ・パパも少なくありません。赤ちゃんの頃は感情表現が未発達で反応しないように見える時もありますが、しっかりとママやパパとのふれあいを感じています。赤ちゃんが受け取っているのは遊びの内容以上に、ママ・パパの声です。難しく考えずに一緒に遊んでみましょう。
≪抱っこで≫
おめめあわせ | 目と目を合わせながら、お顔をグーッと近づけたり、離したりしながら話しかける。 「こんにちは~」「おめめきれいね~」 |
抱っこしてパッ | 優しく抱きしめて「ギュー」、胸を離して「パッ」 |
≪ねんねで≫
いないいないばあ | 赤ちゃんの顔を包み込むように両手で「いないいないばあ!」 顔に触ることでスキンシップもできます |
食べちゃうぞ | 指先で赤ちゃんの体をやさしく「つんつん」 ちょっとつまんで「あーん、ぱくっ」 食べるまね「もぐもぐ、あーおいしい」 |
≪首が座ったら≫
ゴロゴロダンス | わらべ歌やママの好きな歌に合わせて、手首を優しく握って曲げたり伸ばしたり。 |
ゆらゆらおふね | パパ・ママが布団の上に仰向けに寝て、お腹の上に赤ちゃんを乗せて、しっかり抱っこして、右へ左へゆ~らゆら。 「左にゆれま~す」「右にゆれま~す」 |
≪おすわりできるようになる頃≫
ぴょんぴょん | 赤ちゃんの脇の下に手をいれてしっかりと支えて、赤ちゃんを上下させます。 「ぴょーん!」「さがりま~す」 |
赤ちゃんの動きをよく見ていると、お気に入りの遊びも毎日違います。赤ちゃんの反応にあわせて少しずつ遊びを広げていってください。
いろんなものに触ったりできるようになって遊びもどんどん広がっていきます。
一緒に感触を楽しんだり、リズムで体を動かしたりして、動くことの楽しさを伝えていきましょう
関連サイト
歯のお手入れ
生えてくる時期
歯が生える頃には、歯ぐきのむず痒さから洋服やおもちゃ、タオルなどを頻繁に噛んだり、不快感で夜泣きやぐずることが増える場合があります。
唾液の分泌が盛んになるため、よだれが多くなるお子さんもいます。よだれによる衣類の湿りや、口周りの湿疹を防ぐため、スタイ(よだれかけ)などを利用し清潔を保つように心がけましょう。
生え始める時期には個人差があり、一般的には生後6か月~9か月ごろに下の前歯2本から生え始めます。早い子では生後4か月ごろに、遅い子では1歳を過ぎてから生え始めることもあります。多少の遅れは気にする必要はありませんが、1歳を過ぎても生える様子がなく心配な場合は歯医者さんで相談してみましょう。
歯みがきはいつからするの?
いきなり口の中を触られたり、固い歯ブラシを入れられるとびっくりして嫌がる赤ちゃんもいます。歯が生える前から、赤ちゃんの歯ぐきや唇に指で触れ、触られることに慣れる準備をしておくといいでしょう。
歯が生え始めたら、最初は湿らせたガーゼや綿棒で優しく拭いてあげることから始め、慣れてきたら赤ちゃん用の歯ブラシで磨いてあげるようにしましょう。この時期の歯みがきは、「食べたら歯のケアをする」という習慣付けが大事です。しっかり磨くことも大切ですが、磨く力が強すぎたり、時間が長すぎることで赤ちゃんが歯みがき嫌いにならないよう気をつけましょう。楽しい雰囲気の中で優しく声がけをしながら磨いてあげましょう。
ハミガキ剤(歯みがき粉・ジェル)はいつから使ってもいいの?
ひとりで口をすすぐことができるまでは、ハミガキ剤が口の中に残ったり、飲み込んでしまう可能性があるため、あまりおすすめできません。この時期の赤ちゃんはハミガキ剤を使わなくても、歯ブラシだけで磨いてあげれば十分です。
ハミガキ剤を使う目安は1歳半~2歳ごろですが、自分で口をすすぐことができるようになったら、子ども用のフルーツ味などを利用して慣れていくといいでしょう。
フッ素塗布
フッ素は歯の表面を強化し虫歯になりにくくする働きがあり、歯が生え始めたら塗布することができるようになります。歯医者さんで塗布されるものは、ハミガキ剤などに入っているものより高濃度で、効果が3~4ヶ月続きます。
ただ、1歳未満のお子さんはまだ歯の本数も少なく虫歯のリスクが低いことや、塗布後30分はうがいも飲食もできないことから、歯医者さんで行う場合は『大人の言葉が理解でき、自分で座っていられるようになる』2歳前頃がいいでしょう。フッ素塗布を希望する場合は歯科医に相談してください。
指しゃぶり
赤ちゃんは、ママのお腹にいる時から、指しゃぶりをしていて、それは、生まれてすぐに、母乳を飲むための練習だと言われています。手をうまく使えるようになると、口の中に自分の手や足、物を入れて、形や硬さ、大きさを認識するようになります。
つかまり立ち、伝い歩き、ひとり立ちや歩き始める頃など、成長・発達とともに、指しゃぶりは減る傾向にあるようです。
赤ちゃんにとっての指しゃぶりは、初めての「学び」でもあり「遊び」でもあります。指しゃぶりが歯に影響するのではと心配する方もいますが、この時期の指しゃぶりは無理に止めさせずに見守ってあげましょう。
関連サイト
赤ちゃんの歯磨きのやり方やタイミング、注意点について(moony)
こどもたちの笑顔とともに!(日本小児歯科学会ホームページ)
みんなの歯医者さんネット
関連ページ
冬の過ごし方
免疫力をつけよう
寒い季節になると、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が心配になりますね。
「風が冷たくて外出したくない」「インフルエンザがうつるのが怖くて外に出ていけない」と心配になり、お家の中で過ごすことが多くなりますが、病気にかかることをおそれてばかりではいけません。感染を経験し次第に免疫力がついていきます。家から出ない、他者との交流などから守りすぎていては免疫力がつかずに、病気にかかりやすい・もらいやすい体質になってしまうかもしれません。
過度に心配せずに、適度に遊んで体を動かし、病気をおそれない体作りをして、快適な室温、動きやすい服装などに注意して過ごしたいですね。
室内での遊び編
室内でも十分に体を動かして遊ばせてあげることが大切です。換気も兼ねて外気を部屋にいれるのも忘れずに。
色々なことに興味のある時期なので、遊ばなくなってきたおもちゃをある程度の期間閉まっておいて、今遊んでいるおもちゃに飽きてきた頃に出してあげると、また遊んだりしますよ。
屋外での遊び編
風のない天気の良い日中を選び公園などをベビーカーで散歩するだけでも、赤ちゃんもママも気分転換になりますね。
外遊びが好きな子は、寒くても外で遊びたがるでしょう。中で遊ばせた方がいいのではと思うかもしれませんが、元気で遊んでいるならば心配はないです。手足が冷たくても、体は暖かいものです。帰宅後に体が冷えていれば、暖かくしてあげましょう。
服装編
赤ちゃんの服装はなるべく薄着が基本です。ついつい赤ちゃんが寒くないか心配で、モコモコと着させてしまいがち。でも赤ちゃんは代謝が活発なので、大人ほど寒がりではありません。生後3か月を過ぎていれば、大人より1枚少なめくらいで大丈夫です。
目安は、6か月くらいまでなら、肌着+カバーオール。
おすわりができるなら、肌着+薄手のトレーナー or オーバーオールなど
外出時には、厚手生地を1枚着せるよりも薄手生地を重ね着させた方が、服と服の間に空気が入り、保温性が良くなります。気温の変化をみながら、着せたり脱がせたりして体温を調節させるにも楽ですよ。
お部屋編
お部屋22~23℃、湿度は60%位にし、外気温との寒暖差に注意するといいでしょう。部屋の中を暖めすぎると、体温調節が未熟なために体調を崩す原因になります。暖かい空気は部屋の上部に溜まっていることがあるので、サーキュレーターを上手く使い、室内の空気を循環させるのもいいでしょう。
部屋が暖かすぎると汗をかくので、冬場でもあせもができることも。時々、背中などを手で触ってみて汗をかいていないか確認するといいですね。
加湿器は転倒や火傷の心配があるので、手の届かない高さへ置きましょう。
洗濯物を室内に干して加湿器がわりにするのもいいですね。濡れタオルを干すだけでも違いますよ。