公開日:2020/02/21
作成者:福まる
2019年1月に開催されたリノベーションスクールによって誕生した「oyatsu&coffee PAKAN」。
かわいらしい店主の人柄そのままをお店にしたようなPAKANは、誰がいつ行っても‘‘のんびりと肩の力を抜いて過ごせるカフェ‘‘なんです。
バリアフリーというわけではないですが※2、ベビーカーもOK、元気いっぱいキッズも大歓迎というぼっくるん世代には何ともうれしいカフェ。
しかも提供されるおやつは、安心安全&素材にこだわった信頼できる手作りのものだけ♪もちろん味も最高においしいです。
2019年11月にオープンしたPAKANの魅力を、余すところなくご紹介します!
PAKANは草加駅から徒歩7分♪
場所は東武スカイツリーライン「草加駅」東口から歩いて7分、ロータリーからの道をまっすぐ進んで、草加駅入り口交差点を渡って一本目の小道を右に曲がったところです。ベーカリー三日月を通りすぎてすぐの道ですよ。
店主の森寺さんは、リノベーションスクールで出会ったこの場所に運命を感じたそうです。
実家からもほど近い、かつて子どものころによく通った道。大通りに面していなくてちょっと隠れ家的雰囲気もあるこの場所だったからこそ、お店をやろうと思えたそうなんです。
私も一瞬「どこにあるのかな?」と思ったほど、さりげなく現れたお店にとても魅力を感じました。
看板にはその日のメニューが!
一歩店内に足を踏み入れると…時間の流れが止まったような空間でした。
シンプルですっきりとした気持ちのよいインテリア。観葉植物もさりげなく配置されていて落ち着きます。天井を見上げてみるとまたびっくり!素敵な電気の隣にはお花や緑が。
お友達が設計してくれた店内に、草加市民にはおなじみのOutletCHEERSさんが一緒にインテリアを考えてくださったそうです。
こんな特等席もありました!やはり人気のお席だそうですよ。
トイレにはおむつ交換台も!ちょっと荷物を載せたいときにも重宝しそうな台ですよね。
クッションのようなものを置くか迷ったそうですが、衛生面も考えてこのままにしているそうです。気になる方はおむつ替えシートを持参するといいかもしれませんね。
人気のおやつ&コーヒー
人気のおやつ♡
人気商品であり、店主の森寺さんイチ押しでもあるおやつは、田中農場のたまごを使用した「プリン」です!
自然に囲まれた農場で健康的に育てられたニワトリのたまごは、「たまごサンド」にも使用されています。
サンドイッチのパンも森寺さんが実際に食べ比べ、「これだ!」と選び抜かれたパンが使われているんですよ。
この他にも月替わりや週替わりでさまざまなおやつが登場します!
インスタにその都度更新されるので、その日どんなおやつを食べられるか要チェックですよ。
どのおやつも素材にこだわった、ごまかしのない、丁寧に作られたものばかり。
お子さんのおやつにもピッタリですよね♪
こだわりのコーヒー♡
店主の森寺さんが、1杯ずつ心を込めて淹れてくれるコーヒー。
使用されている屋久島の一湊珈琲焙煎所のコーヒー豆は、どれもフルーティーで芳醇な香りがします。淹れる直前に挽いてくれるので、その香りを十分に堪能できるんですよ。
まずは何も入れず、そのまま楽しんでほしい、雑味の少ない飲みやすいコーヒーです。
福まるは大のコーヒー好きではありますが、ブラックは飲めません(笑)
そんな福まるでもブラックで飲んで「おいしい!」と感動しました!
なんとビールも飲めます♡
落ち着いたカフェでありながら、ビールも飲めるんです!
販売されているビールは、屋久島のクラフトビールです。
クラフトビールとは、大手のビール会社が作るビールとはまた違う、少量生産の個性豊かなビールのことです。
毎回仕入れによって種類は変わりますが、どれも森寺さんオススメのおいしいビールなので、当たりはずれがないんですよ~。
ビール好きな福まるも早く飲みたくてウズウズしています。お友達を誘って昼ビールしたいなって思います♪
店主 森寺 彩乃さん
店主である森寺さんは、笑顔がすてきな透明感のある女性。
現在PAKANをほぼ一人で切り盛りしているというのに!休みの日も仕込みに勤しみ休む暇もないはずなのに!全く疲れた顔をしていないのが素晴らしいと思いました。
それもそのはず、お話を聞いて納得でした。
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大学は英語科を専攻、さまざまな文化に触れ、異文化交流や異世代交流が好きだったと森寺さん。人にとても興味があり、人間観察もよくしていたそう。
「大学生のときから、さまざまな人が集えるような場所(カフェに限らず)を作りたいと思っていたんです。卒業するころには『何か自分でお店をやりたい!』という思いが強くなって、まず場づくりについて学ぶため、学習塾に就職しました。」
入社2年目からは教室長になり、地域のお子さんや保護者との交流、講師たちの指導など今のPAKANにつながることをたくさん学んだそうです。
「学習塾を退職後は、修業のため飲食店へ転職しました。仕入れの流れや、食材の使い方など多くのことを学ぶことができました。さらに素晴らしいコーヒーや食との出合いがあり、これを伝えるためにお店をやりたいって思ったんですよね。」
そんな中で周りからの勧めもあり、リノベーションスクールに参加することに。
始めは自分がお店をやるなんて思ってもいなかったそうですが、冒頭でもお伝えしたこの場所との出合いが心を決めるきっかけになったそうです。
心を決めてからは一直線、迷わずブレず、店造りに奔走。すると周りの人や友人、さまざまな人が助けてくれ、相談に乗ってくれ、一緒に作り上げようと力になってくれたそうです。
森寺さんのまっすぐな気持ちは、たくさんの人の心を動かしたんですね。
今でも切り盛りしているのはお一人ですが、たくさんの友人知人が心の支えになってくれているんだろうなと私は見ていて感じました。
オープンの時間を13時からに変更したのも、「おやつの仕込みを丁寧にゆっくりできる」ことと、「会社帰りに寄ってくださる人たちのため」だそう。そんな心遣いが素敵だなと思います。
テイクアウト商品も充実しています
お店の入り口付近には、森寺さんが今までのお仕事で出合った佐渡のおいしいジャムや調味料が並んでいます。なかにはメニューに使われているものもあるんですよ。
そのお隣には、森寺さんの趣味である陶芸の工房でお世話になっている師匠の作品が並べられています。どのうつわも温かみがあり、見ているだけで癒されます。実際に手に取って、気に入ったうつわはお家に持ち帰ってぜひ使ってみてほしいです。
レジ横には、1杯ずつパックされたドリップコーヒーや、丁寧に作られた焼き菓子が置かれています。 アールグレイクッキーやマカダミアナッツのクッキー、新発売の自家製グラノーラなど、福まるもお土産に購入しましたが、どれも本当においしかったです。
作り手のわかる、素材も厳選されているおやつ。なかなか他では買えないので、この焼き菓子だけを買いに来るお客さんもいるそうですよ。
ちなみに珈琲豆もグラムで購入することが可能です。
珈琲豆のラインナップです。
仕入れによって豆の種類が変わることがあります☆
PAKANとはいろいろなものが開くときの音
「いろいろなものが開くときの音」=始まりの音、何かが生まれる音
のように私は感じました。
ここからさまざまなことが、これからどんどん生まれていく気がします!
PAKANでは、大学生が小学生に勉強を教えていたり、それを優しく見守るサラリーマンがコーヒーを飲んでいたり、読書を楽しむ女性がいたり。
幼稚園のお迎え前に、ホッと一息つくために来店するママさんもいるそうです。
家族、お一人さま、友人同士、恋人同士、etc.…が思い思いに過ごせる場所。
間口がとても広く、開かれたカフェであることがよくわかりました。
いろいろな人が集まるこのカフェから何が生まれていくのか、今後がとても楽しみです!
PAKANで過ごしてみて
午後のひとときをPAKANで過ごしてみました。持ち込んだ仕事をしてもよいか聞いてみたら、快諾してくださったので、お言葉に甘えました。
するとすごくいいタイミングで次のお客さんがやってきます。
女性のグループや二人組、男子学生さん、サラリーマン風の男性、さまざまなお客さんが訪れていました。
店内は少し照明を落としているので、とても落ち着くんです。
心地よいBGMとともに仕事がはかどりました。また集中して仕事したいときにはここに来よう!と思いましたよ。
ぜひ皆さんも一度は訪れてみてください♪きっとリピーターになることでしょう♡
oyatsu&coffee PAKAN | |
所在地 | 埼玉県草加市中央 2-2-20 |
営業時間/定休日 | 月・火・金・土・日 午後1時~午後8時/水・木 定休日 |
駐車場/駐輪場 | なし/店舗前にあり |
おむつ替え台 | あり1台(トイレ内) |
SNS | Facebook:https://www.facebook.com/pakan.oyatsu/ Instagram:https://www.instagram.com/pakan.oyatsu/?hl=ja |
地図 |
※1情報は掲載当時のものです。念のため最新の情報をお確かめになってからお出かけください。
※2入口が階段になっているため、ベビーカーの方は持ち上げる必要があります。ご了承ください♪
取材日:2020/1/30
取材・作成:福まる