夏に読みたい絵本

夏に読みたい絵本

公開日:2016/08/01

作成者:ちえ

夏本番。今回は元気が出る絵本を紹介します。

517K41S2QSL._SX408_BO1,204,203,200_[1]『なつはぐんぐん』 作・絵 五味太郎  小学館 2005年
対象 幼児から

夏がぐんぐんやってきた。いぬくんとねこくん、ぐんぐん海へこぎ出して、ぐんぐん楽しい冒険へ出発。「ぐんぐん」のくり返しが楽しく元気が出る。海の水の色と空の青くすんだ色がここちよい絵本です。

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同じ作者の絵本で、散歩の途中で家の中に迷い込んでしまったバッタ君のおはなし『ばったくん』もおすすめです。虫嫌いな子もばったくんのかわいらしさににっこりの絵本です。
『ばったくん』福音館書店 1984年 

 

51A0EWEF5RL._AC_US160_[1]『くだものだもの』 石津ちひろ 文・ 山村浩二 絵 2006年
対象 幼児から

おなじみのくだもの、バナナやイチゴ、スイカだけでなく、マンゴーなど色々なくだものが出てきます。くだものたちに目鼻がついて、みんなそろって海水浴におでかけ。だじゃれの言葉あそびも加わって、目も耳も楽しませてくれる絵本です。

 

 

350_Ehon_2157[1]『ひまわり』 和歌山静子 作  福音館書店 2006年
対象 幼児から

小さなタネが「とん」と地面に落ちました。おひさまの光をいっぱいあびて、「どんどこ どんどこ」と大きく育っていきます。「どんどこ どんどこ」のくり返しで、文字の大きさも、ひまわりの絵もページをめくる度に大きく育ち、画面いっぱいに「どん」と大きい花を咲かせます。季節は夏、あちこちの花壇にもひまわりが咲いています。絵本で読んで実物を見ると思いが広がります。

 

350_4-8340-0330-2[1]『あめふり』 作・絵 さとう わきこ 福音館書店 1987年
対象 年中から

ばばばあちゃんシリーズ第3作目。毎日毎日雨ばかりつづくので、怒ったばばばあちゃんは、雲の上の雷に向かって、大声で言いました。「よーし、それならこっちにも考えがあるよ」そして、唐辛子と胡椒入りの煙で雷たちをやっつけます。ばばばあちゃんの奇想天外で人情味のある発想に拍手です。

 

350_Ehon_540[1]『こぐまちゃんのみずあそび』 作 わかやまけん こぐま社

1971年  対象 赤ちゃんから

子どもたちは水あそびが大好きです。こぐまちゃんがじょうろでお花にお水をやっていると、しろくまちゃんがホースをもってきます。「ぼくも」とこぐまちゃんもホースをもってきて、噴水のように水を出して大はしゃぎです。どろんこでも遊んで、最後はお家のシャワーですっきり。

 

 

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『ぼくあぶらぜみ」かがくの友傑作集 作 得田 之久 絵 たかはしきよし  福音館書店  2008年   対象 年中から小学低学年

せみの一生がわかりやすく書かれている夏にぴったりの絵本。せみの鳴くこの季節にぜひ読んであげたい絵本です。せみは長い間、土の中にいること。外に出てからたった二週間しか生きられないこと。大人になったせみは何も食べないこと。鳴いているのは雄のせみだけだと言うことなど興味深く書かれています。和紙のちぎり絵が親しみを感じさせてくれます。

 

 

51UkfCFWGgL._SX467_BO1,204,203,200_[1]『わにわにのおでかけ』 小風 さち 文 山口 マオ え 福音館書店 2007年  対象 幼児
暑い夏の夜、わにのわにわには中々寝つけません。戸を開けて外を見ると、ぞろぞろとみんなどこかへ行くみたい。わにわにもついて行くことにしました。ずりずりとついて行くと、なんとそこはたくさんの屋台が出ているえんにち。金魚すくいだってできるし、大きな花火にもうっとり。ヨーヨーをおみやげに満足して帰ってお休みです。

 

 

 

350_Ehon_103243[1]『へいわってすてきだね』 詩 安里 有生 画 長谷川義史 ブロンズ新社 2014年   対象 年長から小学低学年
「へいわってなにかな ぼくはかんがえたよ おともだちとなかよし。かぞくがげんき えがおであそぶ…… これからもずっとへいわがつづくように ぼくもできるところからがんばるよ」。沖縄、与那国島の当時一年生 安里有生さんの詩に長谷川義史さんがすてきな絵を付けてくれました。やさしい言葉で書かれているので幼児さんでも分かると思います。ぜひ、読んであげてください。

 

 

 

51ph8BTqPhL._AC_US160_[1]『くらいくらい』 はせがわせつこ・ぶん  やぎゅうげんいちろう・え  福音館書店 2006年  対象 赤ちゃんから
暗いなかに何かがいます。なんでしょう?暗い部屋で電気をつけると、今まで見えなかったものがぱあっと明るく見えて、うれしい気持ちになります。「まっくら くらくら くらーい くらーい」「でんきをつけてちょうだい」 すると絵のなかのくろいかげが電気をつけてくれます。リズミカルで楽しい絵本です。

 

 

51RDSN7Y5TL._SX358_BO1,204,203,200_[1]『ありとすいか』 たむらしげる 作・絵 ポプラ社 2002年
対象 年中から小学低学年
表紙からしてダイナミックで楽しそうです。ある夏の日の午後、ありは真っ赤に熟したおいしいスイカを見つけました。巣に運ぼうと、大勢の仲間を呼んで、よーいしょ よーいしょ。でも、ちいさなありたちには何匹いてもとても無理。みんなでお腹いっぱい食べてもまだまだ食べきれないほど。最後はすいかの皮でウオータースライダー。たのしい絵本です。

 

 
作成日 2016年8月1日

作成者 ちえ