公開日:2016/12/19
作成者:へびのすけ
0さいからのハープコンサート
2016年11月14日草加市文化会館で行われた0さいからのハープコンサートに行ってきました。このコンサートは草加市で毎年11月に行われる国際ハープフェスティバルのイベントのひとつです。国際ハープフェスティバルは、平成元年から開催され、今年で28年目を迎えました。メインとなるハープのコンサートは未就学児は入れません。未就学児を持つ親や子どもにもハープの演奏をというコンセプトの元、3年前から0さいからのハープコンサートが始まりました。
整理券をもらって参加しよう
親子で参加できる0さいからのハープコンサートは、事前に文化会館等で整理券をもらっての参加になります。200枚程配る整理券がなくなることもあるそうです。当日の状況によっては整理券がなくても入場できることもあるそう。事前に整理券をもらってみましょう。
会場は草加市文化会館。様々なイベントが行われる場所です。
入り口にはハープが常時展示されています。受付に声をかければ触れるようになっています。
おむつ替えスペースは1階と2階の身障者用トイレ内にあります。
授乳スペースは今回は2階の相談室が指定されていました。2階のスタッフに声をかけて使用することが出来ました。
開場時間前は待合室が設けられています。
今回の会場は1階フリースペース。会場入り口整理券を渡し入場です。
会場の中に入ると、まずハープの存在感!を感じます。
来場者にはパパさんや祖父母世代の方々も。前方に靴を脱いで上がれるスペースとその後ろは椅子席で、全席自由席です。
コンサートはどんな雰囲気?
演者は井田美幸さん(左)と田中淳子さん(右)です。
プログラム
1.ルンバ/サルツェード
2.星に願いを/ハーライン
3.小さな世界/シャーマン
4.美女と野獣/メンケン
5.ジブリメドレー/久石譲
海の見える街~風のとおり道~人生のメリーゴーランド
6.手遊び
お花がわらった/湯山昭
おもちゃのチャチャチャ/越部信義
7.カノン/パッヘルベル
8.クラリネットポルカ/ポーランド民謡
9.いつも何度でも/木村弓
10.花のワルツ/チャイコフスキー
ハープの美しい音色が広がります。プログラムからもわかるように、演目は本格的な曲ばかりです。今回のような0さいからのコンサートでは、子どもたちは泣いたりうろうろしたり声を出したりは当たり前。通常のコンサートとは違ってにぎやかな雰囲気です。お母さんが子どもをゆらしながら聴いたり、壁際に移動して立ち抱っこしたり、動く子どもを追いかけながら聴いたり。それぞれが思い思いの態勢でコンサートを楽しんでいました。お母さんの腕の中でスヤスヤ眠る赤ちゃんや演奏をしっかりと聴く子どもの姿もありました。
子ども向けにアレンジ
6曲目の手遊びでは井田さんが手作りのペープサートを持ち、みんなで歌います。
9曲目では、アイリッシュハープという小さなハープを持って、子どもたちのところまできてくれました!
子育てに奮闘している人たちへのエール ~アンコール~
演奏の途中、田中淳子さんは優しく語りかけます。「お母さんたち、疲れていませんか」自身も子育てをしてきた田中さんは子育ての大変さを共感してお話してくれます。子連れだと聴くことが出来ないハープのコンサート。子育てに潤いを与えてくれます。子どもはハープの音に出会うことができます。
アンコールは「世界に一つだけの花」
来年も聴きに来たい!そう思って会場を後にしました。
毎年11月は国際ハープフェスティバル
興味があっても、うちの子大丈夫かしらと心配になりますよね。ほとんどの方が子連れなので、多少うるさいのはお互いさまです。あんまり泣くようでしたら、会場は出入り自由になっているので、廊下等移動したりして、お子さんの気分転換をしてみてください。私も昨年当時2歳の子どもと参加したのですが、子どもが「帰りたい!」と騒いで、なくなく途中退場したのでした。それでも、日常から少し離れたハープの音色は、疲れた私の心に活力を与えてくれました。コンサート当日、文化協会の手塚さんにお話をうかがいました。主催者も演者もそこはわかっているのでご安心くださいとのことでした。
今回、0さいからのハープコンサートに行って、昨年よりじっくり演奏を聴くことが出来た♪と子の成長を感じました。また、メインのコンサートにも行ってみたいと思いました。メインのコンサートは未就学児入場不可ですが6か月以上ですと有料の託児サービスがあります。来年はそちらにも行ってみたいと思いました。コンサートの冒頭に説明があったのですが、0さいからのハープコンサートは撮影可能なのです。他の参加者の顔が写らないように配慮し、フラッシュを使用しなければOKとのこと。SNS等のアップも可能だそうですよ。取材同行した福まるさんは駅でのスポットコンサートにも行ったのですが、そのときとはハープの音の響きが違ったそうなので、会場や場所により音の響きの違いを楽しむこともできますよ。国際ハープフェスティバルは毎年11月に行われます。
子どもも大人もハープの音色を楽しんでみてはいかがでしょう。
■お問い合わせ■
草加市文化会館:http://soka-bunka.jp/
TEL.048-931-9325 〒340-0013 埼玉県草加市松江1-1-5
国際ハープフェスティバル2016:http://soka-bunka.jp/harpfestival/
取材日:2016年11月14日
取材者:福まる、SASA、へびのすけ
作成者:へびのすけ