幼稚園選びについての座談会

幼稚園選びについての座談会

公開日:2019/09/13

作成者:えりひょん

66236079_2218670078252548_2079168400700997632_n数あるぼっくるん隊記事の中でもアクセス数の多い「幼稚園」に関する記事。
「初めての幼稚園選び、悩むよね」 「そんな人たちの参考となるような記事、書きたいね」「保護者の方の生の声を拾いたいかも」
ということで、いろいろと頭を悩ませた結果、今園に通っているお子さんをお持ちの保護者の方をお招きして座談会を開こう!ということになりました。

市内の幼稚園にもご協力いただき、当日は13名の方がお越しくださいました。
たくさんお話を聞けましたので、これから草加市内で幼稚園を探す方の参考となるような記事となれば幸いです♪

ご参加いただいた方々

お名前 幼稚園 学年 幼稚園の決め手をシンプルにお願いします!
1.めがねやんちゃママ 新田幼稚園 年長男子 広い園庭、アットホームな雰囲気、新しい園舎
2.ようかん ルミ幼稚園 年中女子 少人数制
3.ひまわり ルミ幼稚園 年中女子 家から近い、少人数、自身の母校
4.かずみん 氷川幼稚園 年中男子 食育、園庭が広い、充実した預かり保育
5.あーちゃん 草加ひまわり幼稚園 年長男子 園の活動、完全給食
6.あゆらん 草加ひまわり幼稚園 年長男子 子どもに接するときの先生のやさしさ、年間通してスイミングがある
7.いろはママ いなり幼稚園 年長女子 自宅から近い、同じ小学校に進学予定の友だちが多い、基本給食だが週1お弁当
8.ゆいとママ 認定こども園あずま幼稚園 年長男子 自宅から近い、見学時の雰囲気(見学の時の短時間で感じられた)
9.みゆき 青徳幼稚園 年長女子 自宅が近い、運動や音楽に力を入れていて、マーチングがある
10.えっさん 谷塚おざわ幼稚園 年少男子  型にはまらない子も暖かく見守ってくれるところ
11.うっちー 草加みどり幼稚園 年長女子 自身も身内も卒園生、季節の緑が多い
12.やまさん みのべ幼稚園 年少女子 4年保育、先生方の雰囲気
13.パンダ 谷塚幼稚園 年長男子 自宅近い、プレ幼稚園のときに出会う園児がみんな元気で礼儀正しかった

園によって決め手となるポイントは様々!
個人的には草加ひまわり幼稚園、みのべ幼稚園、氷川幼稚園など完全給食の園もあることに驚きました!66245918_2218669811585908_1013812556181012480_n

自宅から近いという声も多数上がっており、何かと園に行くことも多いし、近さは重要なポイントなのかもしれませんね!

時間の都合で園の決め手については深く伺う時間が取れなかったので、気になる方は昨年度実施したアンケートもぜひ参考になさってください!

昨年度アンケートはこちらをクリック

入園してから知った「こんなところがよかった!」を聞いてみました

園選びの際はそこまで重視していなった、でも実際通ってみたらよかった(大変だった)ことをまずは伺ってみました。
これはまさに通われている方にしか聞けないですよね・・・

盛り上がったポイントは大きく2点でした。
1.お遊戯会の衣装づくり
2.役員や係の活動

保護者が作る!作らない!にはっきり分かれた衣装づくり

「認定こども園あずま幼稚園」や「谷塚幼稚園」など、先生方が準備くださる園もある一方で、「草加ひまわり幼稚園」は、保護者の方がご自身の子どもの衣装を作るそうです。知っていたうえで入園したものの、実際やってみると、やはり大変という声もありました。どんな衣装を作るかは、先生から指定があるようですが、裁縫が苦手な保護者は四苦八苦ですよね・・・
一方で苦労して作った衣装を着た我が子が、ステージに立つ姿を見ると大きな感動も得られるようです。

「谷塚おざわ幼稚園」のように、得意な保護者のボランティアで募る園もあるようです。

裁縫がどうしても苦手・・・という保護者の方は、チェックしたほうがいい項目かもしれませんね。

負担大きい?小さい?気になる役員や係

次に話題に上ったのが「役員/係」の活動でした。

「認定こども園あずま幼稚園」では役員は取りまとめ役として存在するけれど、役員をやっていない方は全員「係」として役員をサポートすることになるそうです。そのため、役員の負担は実は小さいのだとか。そのせいか、役員決めもスムーズにいくことが多いそうです。逆に、希望者が多すぎてお断りすることもあったようです。
逆に「青徳幼稚園」では役員の役割が大きく、負担と感じることも多いのだとか・・・そのためか、行事などでは「役員席」が用意されているそうです。みゆきさんも、本当は役員をやりたいけど、習い事との両立を考えると難しい、と思ってしまったそうです。
「谷塚幼稚園」は各クラス必ず一人、といった縛りはなく、あくまでも希望者が役員となるようです。「無理やりやっている」「押し付けられた」感がないため、楽しく活動しているそうです。

みどり幼稚園の年中誕生日会が感動的!

ちょっと話がずれますが、「草加みどり幼稚園」の「年中さん誕生日会」が感動的でした。うっちーさんも入園するまでご存じなかったようなのですが、「草加みどり幼稚園」では年中の保護者のみ幼稚園に行き、壇上に上がって、お子さんの名前の由来などをみんなの前でお話しされるんだとか!普段なかなか思い出すことのない名前の由来を改めて思い出す機会になり、それを子どもたちに話す、というちょっと感動的な行事。入園するまで知らなかったけど、これは良かった!と思ったのだそうです^^

おススメ!園行事♪

165586草加みどり幼稚園のお誕生日会の話が出たところで、皆さんにそれぞれの幼稚園おススメの行事を伺ってみました。

一番に発言くださったのは「氷川幼稚園」のかずみんさん。「運動会の年長マーチングがすごい!」んだそうです。練習も厳しく、心が折れて、泣きながら帰宅する子、登園渋りをする子もいるんだとか・・・それらを乗り越えての本番は感動もので、指導された先生方も号泣することもあるそうです。
かずみんさんのお子さんは、小学校入学して大変なことがあっても、マーチングの練習を乗り越えたんだから大丈夫!と原動力になっているんだとか。素敵な経験ですね!

「谷塚幼稚園」も同じように運動会のマーチングに向けて、年長さんは厳しい練習があるようです。自分の子どもとは違う学年のマーチングを見ても、思わず涙ぐんでしまうことがあるとのこと。

子どもはもちろん、それを支える親、指導する先生もみんな一丸となって作り上げるマーチング、見てみたいですね。

成長を感じられる行事といえば、「草加みどり幼稚園」で縦割り保育の時間が多いということも話題に出ていました。
年長さんが年少さんのお着替えなどのお手伝いをする機会があるようです。年少のころは手伝われていた我が子が今度は手伝っている、なんて成長が感じられますね。

「ルミ幼稚園」は少人数制ならではの利点で、どの生徒も、音楽会などの行事で3年間に一度は大役を任せてもらえる機会があるとのこと。子どもが頑張っている姿をみるのは親にとっても嬉しいことですから、それが大役となると感動もひとしおでしょうね。

ちょっと変わり種行事をご紹介すると、「認定こども園あずま幼稚園」の園長直々のご指導和太鼓、「いなり幼稚園」の自園で育てた野菜などを使って作るカレーパーティー、「谷塚おざわ幼稚園」の絵の具祭(ボディペインティング)があがっていました。
どれも家ではできない、できればやらせたくない・・・ことなので保護者の方にも好評のようです。

また、保護者の方や卒園生が「先生」となる活動も人気のようです。
「新田幼稚園」では年度の最後に「パパママ先生」を募り、誕生日会の司会進行をしたり、子どもたちと一緒にお弁当を食べたりする機会があるとのこと。「谷塚おざわ幼稚園」では「お父さんお母さん先生」として子どもたちと過ごすことができる日はもちろん、卒園生が「お兄さん・お姉さん」先生となる機会もあり、懐かしい幼稚園に今度は「先生」として赴くことができる、と好評だそうです。

どんな園を選んでも「信頼すること」が大切!

ぼっくるん隊だからこそ、ざっくばらんに保護者の方に直接いろいろ聞ける!ということで、入園してから困ったこと、実はうちの子には合わなかったな、と思ったエピソードを聞いてみました。1478115

ところが驚いたことにみなさん基本的には「ない!」とのこと・・・!

皆さんのお話を伺っていると、各園の先生方は在園児はもちろん、卒園児の名前もしっかり覚えていてくれたり、できなかったことが園生活を通じていつの間にかできるようになっていたり、幼稚園、先生方に対する感謝の気持ちがいっぱいで、驚きました。

逆に入園してよかった点は次から次へと話題が出て、止まりません!
以下、皆さんの園自慢の一部です^^

「氷川幼稚園」お友だちとトラブルが起きたとき、子どもたちのことをしっかり観察して解決に導いてくれた。
「草加ひまわり幼稚園」のびのびと過ごせる。できることが増えて、明るく素直に育ってくれている。
「認定こども園あずま幼稚園」年長になると小学校に向けた教育を行ってくれ、しっかり厳しくしてくれる。
「いなり幼稚園」人数が少なめなので先生の目がしっかり行き届く。
「ルミ幼稚園」バス登園の子どもがバス乗車を拒否していたが、お気に入りの先生ならバスに乗るということで、慣れるまでその先生をバス担当にしてくれた。
「草加みどり幼稚園」園を基本は信頼しているが、どうしても困ったときに相談できる教育アドバイザーがいる。園とは違う視点でアドバイスをくれる。
「青徳幼稚園」徒歩登園で先生との繋がりが持ててよかった。
「新田幼稚園」園選びに出遅れてしまったが、とても暖かく受け入れてくれた。
「みのべ幼稚園」薄着での保育を推奨しており、おかげで風邪を引きにくくなった。
「谷塚幼稚園」厳しい指導の中にも子どもへの愛情が感じられる指導で、厳しくても子どもは先生が大好きで信頼している。
「谷塚おざわ幼稚園」やんちゃな息子を暖かく受け入れてくれた。子どもだけじゃなく、親も肯定してくれる。

中でも「認定こども園あずま幼稚園」への愛があふれていたゆいとママさんからの言葉が大変印象的でした。
「認定こども園あずま幼稚園」に対してご本人は一切不満がない!ということを大前提として一般論で以下の通りお話しくださいました。
「不満を上げたらきりがない。だけど先生方は教育のプロ。家庭での方針と違ってもそこは信頼するべき!」確かに!!ですよね・・・

ママ友との関係や役員係の活動に時に煩わしさを感じたり、幼稚園の対応に憤りを感じたり、マイナスなことを上げるのは容易です。
ただ、幼稚園生活の主役はあくまでも子ども。その子どもたちが伸び伸びと楽しく園生活を送れているかが一番重要。

いろいろ悩むことは多い園選びですが、草加市の幼稚園はどこへ行っても子どもたちは園生活を楽しめるのでは、そんな感想を得た座談会でした。

最後になりますが、2時間という限られた時間の中で、幼稚園に対する思いをたくさん語っていただいた参加者の皆さま、ありがとうございました。