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孫が産まれる~妊娠から出産~

更新日:2024/03/12

妊娠初期のママをサポート

妊娠がわかったら

akachan_kounotori妊娠初期のママは心も体もとてもデリケート。
出産準備のお手伝いもママの体調に合わせて、どの時期にどんなことができるのかを相談しましょう。産院選びや出産方法もママの希望を大切にして、安心して出産できるようにしてあげたいですね。
周りの方への妊娠の報告も、安定期を待ってからでも遅くありません。

妊娠初期は

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むかつきや吐き気、食欲不振、だるさ、眠気などつわりの症状に悩まされるママもいます。励ますつもりの「つわりは病気じゃないのよ」の一言は、出産前のママにとってつらく感じる人もいます。心身が不安定な時期なので気持ちに寄り添ってあげましょう。
つわりの症状は人それぞれですが、症状が重い場合は治療が必要になることもあります。

食事の支度や掃除などのお手伝いに行くときは、事前に予定を聞いておきましょう。ママを助けたいという親心も、突然の訪問が、ママの負担になる場合も。
離れて暮らすママには、電話やメールなどで定期的に連絡を取り合ってはいかがでしょうか。妊娠中のママを思う気持ちが伝えあえるといいですね。

出産前後

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赤ちゃんを妊娠すると、ママの産褥期をどのように過ごすか決めなくてはなりません。「実家で里帰り出産」「里帰りせず実母(義母)に来てもらう」「夫婦で乗り切る」など、色々な形があります。ママ・パパの希望を聞いて、安心して過ごせるよう、前もって相談しておきましょう。

じぃじ・ばぁばのやってあげたい気持ちがあっても、全てのサポートをするのは、かなりの負担があります。どのようなサポートをするか、できるだけ具体的に話し合いをして、できないこともきちんと伝えておきましょう。
家事代行やベビーシッターなどを利用することもできるので、周りにどんなサービスがあるのか調べておくと、いざという時に役立ちます。準備をしていても、その時にならなければ分からない事もあります。

ママ・パパは、いざという時に相談できるじぃじ・ばぁばの存在と、その時々の思いやりにあふれた一言を頼りにしています。日頃から話し合いがしやすい関係性が大切ですね。

里帰り出産

里帰り出産の場合は、赤ちゃんとママの身体を考えて、余裕を持って早めに準備をしておきましょう。
産院によっては、妊娠○○週までには里帰りしてくださいと指示を受けることもあります。

ママの実家に限らず、パパの実家に里帰りを希望するママもいます。
どちらにしても、リラックスしてお産に臨めるような環境を整えてあげたいですね。
ママ・パパは、じぃじ・ばぁばの手助けのもと、子どもを育てることの大切さを感じ、親の思いをあらためて感じることでしょう。

期間は、1か月前後がほとんどのようです。
その後は自宅に帰って夫婦での子育てが始まります。夫婦での子育てがスムーズにできるよう、里帰り中離れて暮らすパパは、赤ちゃんを迎え入れるためにどんなことができるか、相談して準備しておくといいですね。

関連ページ

子育てコンパス>出産にあたって

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ママ・パパの育児を応援

akachan_mokuyoku出産後のママは初めて経験することばかり、昼夜の授乳やおむつ替えなどでまとまった睡眠もとれません。じぃじ・ばぁばに家事や身の回りのこと、沐浴の準備、片付けなど手助けをしてもらえるのは、とてもありがたいことです。子育てが始まったばかりですぐに上手にはできない新米ママ・パパですが、赤ちゃんを迎えての生活に早く慣れるよう、見守りながら、そっとサポートして下さい。

育児は、ママとパパの役割。夫婦で協力・分担して家庭を築いていきます。いくら孫が可愛くても、育児に手を出しすぎてしまうと、親としての成長のチャンスを逃してしまいます。仕事で日中不在のパパは、育児に関われる時間は限られています。赤ちゃんはあっという間に成長してしまうので、パパの育児時間も大切です。新米ママ・パパのこれからのためにも、上手くできるコツをアドバイスするくらいにして、ぎこちなさも笑顔で見守ってください。

孫の成長と共に、ママ・パパから子どもを預かってほしいと頼まれることも多くなり、自分の時間が無くなってしまった…というじぃじばぁばもいます。じぃじ・ばぁばの健康と生活スタイルも大切です。ママ・パパと相談しながら、できる範囲でサポートしましょう。

マタニティブルーズ

マタニティブルーズ

出産したあと数日間はホルモンの変化や慣れない育児の疲れから、イライラしたり、突然不安になったり、涙もろくなったりと一時的に精神が不安定になることがあります。「マタニティブルーズ」と言われるものです。自然に治ることが多いようですが、こんな時は、励ましたり責めたりしないで、気持ちに寄添いつつ見守ってあげることが安定につながります。「がんばれ」「母親なんだから大丈夫」などは、励ましているつもりのことばですが、ママは追い込まれた気分になってしまうので気をつけてください。

産後うつ

マタニティブルーズと違い、産後うつは症状が概ね2週間以上持続するものをいいます。産後うつは産後の女性にとって身近な病気です。産後1~3か月頃に多く起こるといわれています。疲れやすく気力がわかない、食欲がない、理由もなく不安な気持ちになる、よく眠れないなどの症状がみられます。この様な症状が2週間以上続いたら、かかりつけの医師や助産師・保健師に相談して、ママがゆったりとできる時間を作ってあげるなど、それぞれに合った対応と周りの理解が必要です。

関連サイト

「産後うつ」こうして発見、悪化を防ぐ(NHKハートネット 福祉情報総合サイト)
妊娠うつ・産後うつとは(moony)
妊娠・出産に伴ううつ病の症状と治療(厚生労働省e-ヘルスネット)
女性の病気について マタニティ・ブルー(一般社団法人日本女性心身医学会)

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