更新日:2024/12/02
気になることはありませんか?
子どもの発育や発達には個人差がありますが、「言葉が出ない」「抱っこを嫌がってどうしたらよいか分からない」など、「あれ?」っと思うことや心配なことはありませんか。
乳幼児期
・呼んでも振り向かない
・友達とうまく遊べない
・目が合いにくい
・落ち着きがなく動き回る
・決まったものしか食べない
・言葉の数が少ない
学童期
・落ち着かない、授業中に立ち歩く
・こだわりが強い
・忘れ物が多い、準備や片付けが苦手
・順番が待てない
・読み間違い、書き間違いが多い
・計算が苦手、段取りが混乱する
◆下記のリンク先では、発達障害に気づくポイントや接し方について紹介しています。
発達障害ってなんだろう?その子の特性が個性だと理解される社会へ(政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/prg/prg25926.html
発達障害ってなんだろう? (政府広報オンライン)
https://www.gov-online.go.jp/featured/201104/
どこで相談できるの?
相談することで子どもへの理解を深めることができ、その子にあった子育てのヒントが見つかることもあります。不安に思いながら「様子を見る」のは、やめましょう。育て方やしつけなどが問題ではなく子どもの発達の特性があるために起こっている場合があります。早い時期から対応することで、その子にあった成長につながります。
*総合相談窓口(子育て支援センター内) 子育て相談(18歳未満の子ども)
どこに相談したらよいか迷う場合は、総合相談窓口(子育て支援センター内)へ相談してください。
*乳幼児健康診査 (乳幼児)
健診では、子どもの発達状態などを確認することができます。必ず受けましょう。
・乳児健康診査(4か月児・10か月児健診)は、指定医療機関で実施
・幼児健康診査(1歳7か月児・3歳3か月児健診)は、保健センターで実施
*草加市保健センター 子どもの発達の相談(乳幼児)
*相談支援センターそうか光生園 聞こえの相談窓口(聞こえに心配のある子ども)
*教育支援室 就学・発達・教育相談(就学予定の子ども~中学生)
*埼玉県草加保健所 子どもの心の健康相談(中学生ぐらいまで)
*埼玉県立草加かがやき特別支援学校 教育相談(幼児~高校生)
*埼玉県草加児童相談所 子どもについての相談(18歳未満の子ども)
相談後はどうなるの?
子どもにとって、今、何が必要かを一緒に考え、必要な場合は保護者の方の同意のもと、別の相談先と連携し、発達支援やサービスに繋いでいきます。草加市子育て支援センターの発達相談と支援については、下記のリンク先から確認してください。
関連ページ
発達が気になる子の入園相談
保育園や幼稚園の入園を考えた時、子どもが集団生活をする中での心配なこと・気になることは園に聞いてみましょう。子どもの得意なこと、苦手なことを相談する中で、入園後の生活をイメージでき、子どもにあった入園先を考えることができます。
入園を希望している方は、園の見学や説明会の際に質問したり、個別相談をしてみましょう。
公立保育園の育成保育
仕事や病気・家族の介護などにより、自宅で子どもを保育できず、子どもが心身に障がいを持っている、または発達に心配があるが、保育園での集団生活が可能な児童に対して、保育士が配慮しながら同年齢のクラスにて保育を行います。専門的な訓練や治療等は行っていません。
育成保育申請の流れについては下記のページを確認して下さい。
子どもに発達の遅れがみられます。育成保育の申請はどのようにするのですか。
児童発達支援センター「あおば学園」
心身の健全な発達に障がいのある児童の療育を行います。3歳~5歳児が通園する施設です。
入園に関しては子育て支援センターのケースワーカーに相談してください。
児童発達支援センター「あおば学園」
あおば学園の一日
通所支援サービス
障がいのある児童や発達に心配がある児童に療育を提供しています。
サービスの種類 | 内容 |
児童発達支援 | 未就学の発達に課題がある児童に対して、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練その他の必要な支援を行います。 |
放課後等デイサービス | 就学している発達に課題がある児童に対して、放課後や夏休み等の長期休暇中において、生活能力向上のための訓練等を継続的に提供します。 |
保育所等訪問支援 | 保育所、幼稚園、放課後児童クラブ等を利用する児童に対して、訪問により、保育所等における集団生活の適応のための専門的な支援を提供し、保育所等の安定した利用を促進します。 |
障害児通所支援のサービスを利用するには、「障害児通所受給者証」が必要です。申請・サービス利用までの流れについては、下記のリンク先から確認してください。
こども政策課 こども援護係
月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時(祝日・年末年始を除く)
住所:高砂1丁目1番1号
電話:048-922-1483
FAX:048-922-3274
通所支援を行っている施設・事業所
児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所では、子どもの目線に立ち、個性を理解・尊重しながら、発達の遅れや偏り、もしくは障害のある子どもとそのご家族の生活に寄り添った支援を行っています。生活や遊び、体験活動など、日々の療育の中で一人ひとりの発達に応じた支援をしています。
児童発達支援・放課後等デイサービスについては、こちら「療育の支援(通所支援)」をご確認ください。
保育所等訪問支援
楽しく集団生活を送れるよう、専門のスタッフが保育所や幼稚園等を訪問し、支援を行います。
対象者:保育所、幼稚園等に通う発達が気になる子ども
必要なもの:通所受給者証
施設名 | 所在地 | 電話番号 |
児童発達支援センター支所 保育所等訪問支援事業 |
住所:松原1-3-1 草加市児童発達支援センター支所 (子育て支援センター2階) 保育所等訪問支援パンフレット表面 保育所等訪問支援パンフレット裏面 |
TEL:048-941-6795 FAX:048-941-6828 |
*らいおんハート遊びリテーション児童発達支援センター草加 ・子育て応援隊ページへ |
住所:新栄1-58-12 | TEL:048-951-2422 FAX:048-951-2433 |
*のマークは、子育て応援隊です。
相談支援
児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援などの支援を利用するには、相談支援事業所と面談し「障害児支援利用計画案」を作成、こども政策課に提出する必要があります。
相談支援事業所は、「障害児支援利用計画案」の作成、ヘルパー、短期入所などの福祉サービスの利用に必要な「サービス等利用計画」の作成を行います。サービスを提供する事業者と連携し子どもと保護者が安心して生活が送れるように継続的な支援を行っています。
相談支援事業所(草加市内)
*のマークは、子育て応援隊です。
施設名 | 所在地 | 電話番号 |
草加市児童発達支援センター支所 リーフレット |
住所:松原1-3-1 子育て支援センター内 |
048-941-6795 |
NPO法人ハナミズキ介護サービス ハナミズキ相談支援センター |
青柳5-30-5 | 048-954-7797 |
(福)埼玉県社会福祉事業団 相談支援センターそうか光生園 |
柿木町1215-1 | 048-932-4111 |
SKYケアサービス株式会社 相談支援事業所 プラスケア草加北谷 |
北谷1-21-37 2階 | 048-954-6733 |
NPO法人正讃会 *相談支援かみひこうき ・子育て応援隊ページへ |
稲荷5-13-23 | 048-954-7552 |
一般社団法人日本心理FT協会 相談支援事業所Breath (ブレス) |
住吉1-10-35-101 | 070-5012-1127 |
特定非営利活動法人believe Kanon |
柳島町584-2 | 048-947-5136 |
株式会社ひいらぎ ひるがお |
瀬崎7-11-16 喜田ビル2階 | 070-6433-6514 |
相談支援事業所 トーマス草加 | 中央1-1-12 | 048-954-7327 |
*らいおんハート草加相談支援事業所 ・子育て応援隊ページへ |
新栄1-58-12 | 048-951-2422 |
ゆりいか株式会社 相談支援Eureka |
谷塚町544-1F | 048-969-4736 |
相談支援所ル・シエル | 松原4-1-6-1 SAIYU 4th VILLAGE 1階 | 048-954-4762 |
ケアプランセンター地域ケアそうか | 高砂1-12-48ドーム・ヨシタケI 1C | 048-954-4141 |
就学相談・特別支援教育
入学予定児対象就学相談
面談、発達検査、園や学校での様子の観察等をもとに、学校教育における児童の成長を保護者と一緒に考えていきます。学校や学級の生活、学習について、保護者の意向を聞きながら、より良いと思われる教育的支援を考えていきます。
「家庭・学校連携シート」を使ってみませんか
家庭・学校連携シートは、児童が、安心して小学校へ入学し、楽しく充実した学校生活が送れるように、家庭や園での生活の様子や子育ての中で大切にしてきたことを、小学校に直接伝えるためのものです。
「家庭・学校連携シート」を受け取った小学校は、保護者の希望に応じて面談等を行いながら、子ども達が安心して小学校生活をスタートするための適切な指導や配慮を考えていきます。子ども教育連携推進室又は教育支援室で配布しています。
通級指導教室
通常学級に在籍している、ことば・聞こえに障がいのある児童や生徒のために、言語面や情緒面のそれぞれの課題の改善のための教育を行います。(小学校・中学校)
ことば・きこえの障がいや発達・情緒に課題のある児童生徒のための通級指導教室
特別支援学級
特別支援学級とは、教育上特別な支援を必要とする児童や生徒のために置かれた学級のことです。障がいの種別ごとの少人数学級で、障がいのある子ども一人一人に応じた教育を行います。(小学校・中学校)
対象児童:知的障がい、肢体不自由、病弱・身体虚弱、弱視、難聴、言語障がい、情緒障がいの児童
草加市内では、特別支援学級を全校設置しています。
特別支援学校
特別支援学校とは、障がいの程度が比較的重い子どもを対象として、専門性の高い教育を行う学校です。幼稚園から高等学校に相当する年齢段階の教育を、特別支援学校のそれぞれ幼稚部・小学部・中学部・高等部で行います。
対象児童:視覚障がい、聴覚障がい、知的障がい、肢体不自由、病弱・身体虚弱の児童
草加市内には、埼玉県立草加かがやき特別支援学校(小学部・中学部・高等部)があります。
埼玉県のホームページでは、県内の公立特別支援学校を紹介しています。
学校名をクリックすると、学校のホームページを見ることができます。
公立特別支援学校のホームページ
身体障害者手帳・療育手帳などの申請
障がい児(者)に対する援護を受けるために必要な手帳です。
障害者手帳の交付を希望する場合や障害者手帳について詳しく知りたい場合は、まず、こども政策課に相談してください。
埼玉県の事業
埼玉県立そうか光生園の聴能訓練事業
就学前の難聴および難聴に伴う言語発達に遅れのある子どもを対象に聴能訓練を実施しています。聴覚を活用しながら言語発達・コミュニケーション能力を高める支援や生活援助を行います。聞こえが心配な子の相談窓口「聞こえの相談窓口」があります。
在宅聴覚障害児の聴能訓練(埼玉県立そうか光生園ホームページ)
発達障害総合支援センター
発達障害総合支援センターは、発達障がいの支援ができる人材の育成や、親への支援、地域の支援機関への助言、県民の方からの相談に応じるなど、発達障がいのある子どもや保護者の方が、日常生活で必要な支援が受けられる地域づくりを目指しています。
リンク先のページ内では、発達障がいの診療が可能な埼玉県内の医療機関も紹介しています。
障がい児を対象にしたスポーツ施設など
障がい者スポーツ
公益財団法人草加市スポーツ協会では、市内在住・在学・在勤の障がい児(者)を対象に、バドミントン・卓球・トランポリンなどのスポーツ体験、水泳、レクリェーションなどを行っています。
実施場所:市民体育館、市民温水プール、そうか公園
※市民温水プールは、建て替えに向け、現在休止しています。
埼玉県障害者交流センター
障害のある人の社会活動分野における全県的な拠点施設として、文化・芸術活動やスポーツ活動の振興を図るための事業を総合的に展開しています。
文化・スポーツ施設、おもちゃ図書館・図書資料室などがあります。
おたすけQ&A
Q1:子育て支援センターで行っている児童デイサービスとはどのようなものですか
A1:児童デイサービスセンターでは少人数のグループ活動を行い、日常生活動作やコミュニケーション能力を向上することを目的として集団療育を行っています。詳細については、児童デイサービスセンターの集団療育のページを確認してください。
Q2:子育て支援センターで行っている理学療法、作業療法や言語聴覚療法とはどのようなものですか。
A2:作業療法は、遊びを通して、体の使い方・手の使い方等の発達に関する個別療育を行います。また、食事のとり方の相談にも応じます。理学療法は、寝返りやおすわり、歩行など基本の体づくりを中心に姿勢・運動発達に関する個別療育を行います。
言語聴覚療法は、ことばやジェスチャーで人とやりとりする力の向上や、発音やどもりの改善を中心とした個別療育を行います。詳細については、発達支援センター診療所の診察・個別療育を確認して下さい。