子育て応援隊 そうかでの子育てを応援している団体・個人です。

子どもが不安や悩みを訴えてきたとき
「大丈夫だよ」って声掛けすること、あると思います。

①「(そんなことくらい)大丈夫！」
②「(すごく心配して)大丈夫？」
③「大丈夫、大丈夫！(気にしない気にしないの意味)」

話の内容にもよりますが
みなさんはどのような反応をするでしょうか。

大人がいう「大丈夫」の意味は
多くの場合、なぐさめや励ましの気持ちです。

しかし、その言葉を受け止める子どもにとっては
どうでしょうか。

①　自分の話を真剣に聞いてもらえなかった。
②　こんなに心配させてしまうのなら我慢しよう、話すのやめよう。
③　気にしてる自分を否定されたように感じてしまう。

子どもからはこんな声が聞こえてきます。
話を聞いた大人の気持ちが伝わらないどころか
かえって子どもの心を傷つけてしまうこともあるのです。

「大丈夫？」は相手を思いやる優しい響きの言葉です。
けれども、不安や悩みを抱えた子どもたちにとっては
さらに痛みを伴う言葉になりかねないということも
大人の私たちは理解しておく必要があります。

「ダイジョウブ」という前に一呼吸(^_-)-☆
まずは子どもの話をよく聞き、
心がどのような状態なのかを
知ることが大切だと感じています。

その状態を言葉で表すことができるようであれば
話の内容や子どもの年齢に添った言葉を選びつつ
「嫌だったのね」や「つらかったんだね」と
伝えてみてもいいかもしれませんね。

長く続いている現社会の不安は
子どもにも大きく影響しています。

これ以上、子どもの不安を増幅させないよう、
支援者同志の連携を強めていけたらと考えています。