子育て応援隊 そうかでの子育てを応援している団体・個人です。

子育て応援コラム

2014/12/18

読書ボランティア連絡会

子どもの本との出会い

「あなたの可愛い赤ちゃんに、こんな絵本を読んであげてください」。出版社につとめている友人が、娘の誕生祝いに『おおきなかぶ』の絵本と一緒に絵本のカタログを送ってくれました。どれも私の知らなかった絵本でした。
本屋さんの店先の回転棚にある昔話や乗り物のべったりと絵が描いてある絵本しか知らなかった私にとってそれは衝撃でした。
早速、本屋さんに行ってみましたが、草加の本屋さんにはありませんでした。図書館にもなかったのです。今から40年ほど前のことです。
日曜になるのを待ちかねて、お茶の水の書店に出かけました。絵本のコーナーに、初めて見る絵本たちが並んでいました。「じのないえほん」や「どうぶつのおやこ」などを買ってきて、生まれて半年にもならない娘に読んであげると、じいっと見つめていました。分かるのです!
もっともっと絵本のことを知りたい。そう思っていた時、新聞で子どもの本の教室が開かれると言うことを知りました。土曜日の午後、夫に娘を頼んでお茶の水まで半年間通いました。絵本作家や画家、児童文学研究者の講義を聴く中で、子どもの本の面白さ、奥深さを知って、学校が終了後、有志でゼミを作って研究しました。
 それからしばらくして、草加でも公民館で絵本の教室を開いてくれるようになり、娘を連れて参加しました。参加した人たちで「おやこ読書の会」を作ったり、公民館職員と一緒に、中央公民館に「ともだち文庫」を作って、本の貸し出しをしながら子どもたちと一緒に本を読んだり、工作したり、おしゃべりしたりしてきました。
今、娘は幼い頃読んだ本を思い起こし、「私この本好きだったのよね」などと言いながら自分の子どもに読んでいます。
「おおきなかぶ」内田莉莎子再話 佐藤忠良画 福音館
「じのないえほん」ディック・ブルーナ画 福音館
「どうぶつのおやこ」藪内正幸画 福音館

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活動情報

名前(HN) :ちえさん
私のプロフィール
読書ボランティア連絡会

さとうわきこさんのばばばあちゃんにあこがれています。もう少し孫が大きくなったら、孫と一緒にばばばあちゃんの絵本の追体験に出発しようと思っています。ご一緒しませんか。